リリー・セイカ・ジョーンズ：Songs Of Or

2019年6月7日 - 7月3日

リリー・セイカ・ジョーンズ
シアトル、ワシントン州

リリー・セイカ・ジョーンズはフルタイムのアーティスト/イラストレーターで、現在はワシントン州ショアラインの魅力的な家の3番目の寝室に夫と2匹の猫とともに住んでいます。彼女はほとんどの時間を室内でお茶を飲みながら過ごし、幼少期に好きだった物語やミッドセンチュリーのイラストレーター、太平洋岸北西部の自然界からインスピレーションを得て、非常に繊細で風変わりな水彩画や水墨画を描いています。彼女は2014年にブリティッシュコロンビア大学で文学、美術、教育を専攻して卒業し、その年に自分の情熱と興味をすべて組み合わせることができる職業、つまり本のイラストレーションを追求することを決意しました。それ以来、彼女はフリーランスとして活動し、EtsyでRivulet Paper Shopを経営しています。リリーは神話やおとぎ話が私たちの幼少期や周囲の世界をどのように形作っているかに興味があり、自分のアート制作を、私たちが成長するにつれてこれらの物語が持つ意味の探求とみなしています。

タイトル: オルの歌
子どもから大人への道は、魅惑から幻滅へとあっという間に移り変わり、大人になると、映画、アート、音楽など、物語を通じて再び魅惑されるよう、残りの人生を費やしているように感じます。この作品集は、魔法の要素や工芸品が染み込んだ空間を創り、鑑賞者が探索できる新しい物語へと展開することで、再び魅惑され、子どものような驚きの場所に戻るための私自身の試みです。タイトル「Songs of Or」は、私の夫との継続的なコラボレーションからインスピレーションを得ています。夫は、Or という異世界の船頭の視点から、私の物語ごとに音楽を作曲しており、私たちの口承の過去と、神話や民間伝承を伝え、不滅にする上で音楽が果たしてきた役割をほのめかしています。